理念・沿革
理念と目的
漢方は、中国大陸に発祥し、わが国に伝来、先賢によって伝承され、独自の発展を遂げて今日に至ります。
その日本の伝承医学である漢方に関する知識を修得普及し、漢方医薬品の製造・流通・調剤によって公衆衛生の向上および増進に寄与し、国民の健康な生活を確保することを目的といたします。
沿革
日本漢方協会は、1970(昭和45年)に『日本漢方協議会』として発足し、1975(昭和50年)に『日本漢方協会』と名称を変更いたしました。
正しい漢方知識の普及を目的として「漢方総合講座」の開講を長く続けております。日本東洋医学会の著名な先生方をはじめ各方面の専門家の先生、協会学術委員を講師とし、 これまでに合計約10,000名の修了者が、全国各地で活躍されています。
また会員相互の研鑚の場として、漢方学術大会、薬草園青空研修会、薬局製剤実習、各分科会、中国研修会などを開いています。
2020年には創立50周年を迎え、50周年記念誌を制作いたしました。同年、漢方学術大会も40回の節目を迎え、感染拡大の厳しい中ではありましたが、第40回記念大会を成功裡に開催いたしました。
これからも日本漢方協会は、漢方が一層身近で、確かなものであるように、活動を継続してまいります。
一般社団法人 日本漢方協会 事務局 〒130-0026 東京都墨田区両国2-17-19 PAZ両国6階