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薬草園青空研修会が開催されました
2024.09.16(月) 掲載
2024年9月15日(日)、多くの参加者を迎え、東京都薬用植物園(小平市)にて無事開催の運びとなりました。当日は好天に恵まれ、開催自体に支障は無かったものの、9月中旬としては異例の暑さを考慮し、一部プログラムを変更して開催いたしました。
午前の模様
東京都職員・主任研究員の中村耕先生による「規制植物講習」
薬用植物園統括管理責任者・山上勉先生による「落語の世界から見た〜江戸の医療事情〜」
以上の2講座を受講しました。
午後の模様
暑さ対策として、園内巡回観察に代えて、巡回予定だった8区画の各担当講師によるスライド講義にて、観察のポイントを伝達しました。
また、終了後に自由観察の時間を設け、講義で触れた内容を実地に確かめる機会を確保しました。
ほとんどの出席者が自由観察にも参加され、やはりナマの薬用植物を見たい!という意欲を感じました。
* エビスグサ(マメ科)の羽状複葉の葉軸上、もっとも基部の小葉の付く位置には、花外蜜腺がある。アリ類等をここでトラップして花へ近づけず、優秀な送粉者であるハナバチ類が訪花できるように仕向けている可能性が考えられる。
開催の模様は「日本漢方協会通信 2024年10月号」にても、ご紹介いたします。
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