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薬局製剤・調剤実習

煎じ薬、丸剤、軟膏剤などを実際に作ってみましょう!

2021(令和3)年度 漢方薬局製剤実習講座

日本薬剤師研修センター、漢方薬・生薬認定薬剤師更新の受講単位が取得できます。

今年度は2年ぶりに開催。 <当帰芍薬散料・当帰芍薬散> を製剤します。

日時  2021年 7月18日(第3日曜日) 12:00 〜 16:00(予定)

場所  東京薬科大学 八王子キャンパス(東京都八王子市堀之内1432-1)

内容
  オリエンテーション
  製剤実習  【茶剤】当帰芍薬散料  【散剤】当帰芍薬散

参加費

総合講座受講生  1,000円  日漢協通信に同封の参加確認案内にて、出欠をご連絡ください。
日本漢方協会会員  10,000円  お申込みは、事務局へご連絡下さい。
一 般  15,000円  一般の方は、6/21以降に事務局へご確認ください。
薬学生  7,500円  6/21以降に事務局へご確認ください。

【ご注意】この講座は、必ず事前にお申込みください。
実習当日のお申込みはできません。

申込締切  6月24日(木)

*お申込みの方には、後日詳細なカリキュラム等のご案内をご送付いたします。

お問合せ先
  【6/1より移転】一般社団法人 日本漢方協会 事務局
  〒130-0026 東京都墨田区両国2-17-19 PAZ両国6階
  TEL 03-6659-9980 *移転前後のお電話での問い合わせはご遠慮ください。
  メール j.kampo@jeans.ocn.ne.jp (@は半角にて)   

2021年度製剤実習ご案内(PDF)

2019(令和元)年度 漢方薬局製剤実習講座が開催されました!
令和初の漢方薬局製剤実習、7月21日(日)10:00より慶応義塾大学・芝共立キャンパスにて開催されました。
薬剤師の方、登録販売員の方を始め、薬学部学生の方など、総勢125名の多数の皆様のご参加をいただきました。
今回取り上げた処方は…【茶剤】牛車腎気丸料  【丸剤】牛車腎気丸です。

<法令とオリエンテーション>
開会の挨拶:今井会長 薬局製剤の歴史と法規:三上副会長 実習のポイント:八木学術委員
 
午前11時過ぎより9つのプラッテ(実験台)に分かれて、まず午前中に原料生薬の確認試験を行いました。
午後からは本格的に製剤実習です。
10番目のプラッテは【役員班】として、製剤の実演見本、煎じ薬の試飲、基原植物のレクチャーなど各種の情報提供を行いました。

<茶剤:牛車腎気丸料(ごしゃじんきがんりょう)>
13世紀の南宋で編まれた済生方(さいせいほう)を原典とし、体力中等度以下のものの下肢痛・腰痛・排尿困難・むくみ等に用いられ、ジオウ・サンシュユ・サンヤク・タクシャ・ブクリョウ・ボタンピ・ケイヒ・ゴシツ・シャゼンシ・ブシの10味の生薬よりなる薬方です。
なお「一般用漢方製剤製造販売承認基準」では【日本の特定の成書の分量を引用する】と規定されているため、本実習においては山田光胤先生著「漢方処方応用の実際」の分量に基づいて製剤しました(同書は「薬局製剤指針」にも引用されています)。

1) 秤取(ひょうしゅ)
10種類の原料生薬を製造記録書の記載順に並べてから、1日分ごとに秤取します。今回は2日分を製剤しました。
2) 秤取した生薬を舟へ置くとき、前の生薬に重ねないように並べて置きます。入れ忘れや重複を回避することができます。 3) 分包
和紙袋に1日分ずつ分包します。煎じたとき生薬が膨潤すること、かつ袋内での対流を促すため、余裕を持った位置をシールするのがコツです。
4) 煎じ・試飲
役員班にて煎液を用意し、実習参加者全員が試飲しました。車前子を炒って修治したものと修治しないもので香りや風味を比較しました。
5) 基原植物の紹介
牛車腎気丸の「牛」は牛膝(ゴシツ)に由来します。役員班にて牛膝の基原植物ヒナタイノコズチを紹介しました。
【参考】オオバコ
「車」は車前子、すなわちオオバコの種子を意味します。
「本草綱目」「和剤局方」等では車前子は炒ってから用いると書かれています。炒ることにより種子表面の粘液質が除去され溶出性がよくなる等の理由が考えられます。
本実習ではあらかじめ炒った車前子を材料として準備しました。
 
<丸剤:牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)>
「薬局製剤指針」には【K68】として牛車腎気丸料が収載されているものの、より原典に忠実な丸剤である牛車腎気丸が未収載です。
本実習では将来的な収載への布石として丸剤の製剤方法についても実習しました。
なお時間等の都合により、今回は秤取・粉砕済の牛車腎気丸末から製剤実習を開始しました。

1) 篩過(しか)・煉蜜(れんみつ)調製
原末を100号のフルイ(呼び寸法150μm)で篩過します。100号を篩過した粉末は日本薬局方に規定された「細末」に適合します。
並行して日局ハチミツを弱火で重量9割に煮詰めた【煉蜜】を調製し、熱いうちに細末と混和します。
2) 練合
手の力で60分間練合します。
【そば打ち】の要領で練り続けると、光沢ある滑らかな生地へと変化してきます。
3) 予備球
直径約25mmの予備球をつくります。予備球1個が1人分の丸剤となります。
4) 製丸
当協会オリジナルの製丸盤および製丸器を用いて、直径5mmの紐状に伸ばし、さらに丸剤の形をつくります。
5) ほぼ完成した丸剤
直径約5mmの丸剤ができています。このあと製丸盤でもう一度整形し、整った球形の丸剤に仕上げます。
6) 文書等の整備
法規に沿ってラベル、添付文書、製造記録書を作成します。製剤と並行して作成すると時間のムダがありません。
加えて薬局オリジナルの文書も添えると薬局製剤の価値がさらに向上します。
 

<おわりに>
「薬局製剤指針」には、具体的な製造方法は載っていませんが、薬局製剤の実際論では実践向きのメソッドの修得が不可欠です。
この実習でお伝えしている方法論・知見・ノウハウは、当協会の薬局製剤分科会における研究と試行錯誤の上、確立されたものであり、他に類を見ない画期的なものです。
実習を受講された皆さんが、各自の創意工夫を取り入れて、薬局製剤の発展に寄与されることを願っております。


2019(令和元)年度 漢方薬局製剤実習講座

日本薬剤師研修センター、漢方薬・生薬認定薬剤師更新の受講単位が取得できます。

今年度は <牛車腎気丸料・牛車腎気丸> を製剤します。

日時  2019年 7月21日(第3日曜日) 午前10:00 〜 午後5:00頃まで

場所  慶應義塾大学薬学部・芝共立キャンパス 2号館 2F255・253教室(例年と部屋が違います!)

内容
  午前 オリエンテーション
  午後 製剤実習  【茶剤】牛車腎気丸料  【丸剤】牛車腎気丸

参加費

総合講座受講生  1,000円 (材料費として)
★受講生の方には、別途出欠席の確認をいたします。
日本漢方協会会員  10,000円  (材料費込)
一 般  15,000円  (材料費込)
薬学生  7,500円  (材料費込)

申込方法
  郵便局備付けの郵便振替用紙にて、参加費をお振込み下さい。
  口座番号:00150−3−603133  名義:一般社団法人 日本漢方協会

【ご注意】この講座は、必ず事前にお申込みください。
準備がございますので、実習当日のお申込みはできません。

申込締切  7月1日(月)

*お申込みの方には、後日詳細なカリキュラム等のご案内をご送付いたします。

お問合せ先
  一般社団法人 日本漢方協会 事務局
  〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5-11-15
  TEL/FAX 03-3805-9140

2019年度製剤実習ご案内(PDF)

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